ここではお茶にまつわる様々なお話を紹介していきます。
ご利用いただいている皆様からのご意見やご感想も紹介していきます! |
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☆ Tea Salon ☆
*** おふぃす通信 9月 ***
長かった酷暑もようやく一段落し秋風が肌に心地良い季節となりました。
*** お茶講座 ***
お茶の樹は日当たりが良く、自然に排水がなされる斜面を好みます。
また、昼夜の温度差が大きく、「朝霧」が立ちこめる場所では、香りの良いお茶がとれると言われています。
掛川市はこれらの条件を満たした、まさに「茶処」の名にふさわしい土地です。
茶畑の一年は秋から始まります。
9月中旬頃から秋番茶を収穫した後は、来年の春に向けての準備が始まります。
「秋肥」と呼ばれる肥料をまき、石炭を入れるなどして土造りをしたり、土壌を活性化させるために土おこしをしたり、新芽が全体から出てくるように伸びた枝の先を切り取り、茶樹の形を整えたりします。
冬の手入れ/冬は寒さとの戦い
茶の樹の原産地は暖かい所です。ですから、冬は防寒の為に、茶樹の根元にわらを敷き、周囲に暴風ネットをはりめぐらせます。
冬には、小さな白い花を咲かせますが、花がたくさん咲くと栄養が花に取られるので、美味しいお茶のためには、かわいい花でも咲きすぎは困りものです。
年が明けると、寒いうちから肥料をまき始め、茶樹の形を整えるため「うね」の化粧刈りをしておきます。
春の手入れ/いよいよ新茶の季節です
冬の寒さが和らいだ頃、「芽出し肥料」と呼ばれる肥料をまきます。
また、この頃の農家は毎日の天候とにらめっこです。
新芽が出始めからの霜は打撃的。
その為、防霜ファンを回したり、防霜ネットをかけるなどの対処をし、新芽の摘み取りに備えます。
そして、いよいよ4月末からは新茶の茶摘みが始まります。
夏の手入れ/2回3回と頑張ります
一番茶の収穫後、虫や病気を防除しながら肥料をほどこし、6月から7月上旬にかけ、二番茶の収穫を、8月上旬から中旬にかけて三番茶を収穫します。
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