☆ Tea Salon ☆

*** おふぃす通信 6月 ***


雨のおかげで深緑もひときわ色鮮やかになりました。


お茶はお湯で淹れるというイメージがありがますが、茶葉の組織が柔らかい日本茶なら、水でもおいしくいただけます。
冷水でいれると、苦味の成分であるカテキンはほとんど出ず、逆に甘味を感じさせるテアニンがふんだにに抽出されます。
お湯で淹れるのとはまた違った、甘く、爽やかな風味が味わえるお茶になります。
また、鮮やかな緑色の水色を楽しむには、深蒸し茶が最適です。お湯で淹れた場合、通常は放置しておくと濁りますが、水出しの場合は長時間置いても濁ることがないので、味わいも長く続きます。


じっくりお茶本来の旨みを楽しむ

冷茶

急須またはポットに茶葉をたっぷり入れて、冷水を注ぎ、冷蔵庫で冷やしながら1〜2時間ほどかけてじっくり抽出します。
(深蒸し茶は水でも抽出しやすいので最適です。)
水でじっくり抽出すると、甘味成分のテアニンやビタミンCがこわれずにゆっくり溶け出すので、甘みがあってまろやかな味に仕上がります。

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