☆ Tea Salon ☆
美味しいお茶を淹れるのはなかなか難しい・・。

湯の温度・湯量・茶葉の量に気をつけましょう。
お茶の葉はよれていますね、ほぐれた頃がうまい。
それぞれのお茶にあった温度(煎茶ならば70度位)の湯の中でほぐれて、もっと美味しい味を出します。
うまい!”と飲む人をうならせることでしょう。

急須からの”茶葉のよりがほどけたよ−、今が注ぎ時だよ−。”
とのサインは、なんと・・・・蓋のぬくもりです。

手でそっと蓋に触れると、その声が聞こえてくるよう。そんな時の数え方、急須がやさしく教えてくれます。
急須からのメッセージを感じながら最後の一滴迄注ぎきりましょう
やさしい深い味わいをお楽しみできることでしょう。

トップレディーが紅茶文化の キーパーソン?

中国で生まれた紅茶をアフタヌーンティーに代表されるような優雅なイメージの飲み物にしたのは、
イギリス人です

淹れ方や、飲み方からテーブルウェアー、又は楽しみ方迄独特の様式が生まれ、紅茶文化ともいえる優雅な洗練された文化に育てられてきました。

この紅茶文化の重要な役割りを担ってきたのは王女や、王妃といった王室のトップレディー達です。
彼女たちのライフスタイルを上流階級の婦人達が真似し、更にそれを中流階級、はたまた庶民へと伝承していきました。

その一人はキャサリン王妃、チャールズ二世の王妃として
嫁いできた彼女は嫁入り道具の茶道具を使って紅茶を飲む仕草の美しさが宮廷内の女性達の憧れの的だったようです。

その昔、中国からいち早くお茶が伝わった

と言われる福岡、佐賀、熊本地方では、中国と同じように結納の折りお茶を取り交わす”結納茶”なる行事があるそうです。

茶樹の根は、土壌に垂直に深く、かつ細い糸のような支根が左右縦横に伸びしっかりと根を張る ので大きくなると移植しにくくなるのです。

このことから、女性も嫁ぎ先にしっかりと根を下ろすことができるようにと、又茶樹の生命力の強さにあやかって苦況にもめげずに強くたくましくなあーれ!との親御さんからの愛のメッセージが込められていると言われています。
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