**お茶に関するウワサ、あれこれにお答えします**
Q:色んな湯呑み茶碗があるけれど使い方は違いますか?
A:私たちが日頃使っている「湯呑み茶碗」が一般に広く出回るようになったのは江戸時代頃と言われています。
いつ頃から湯呑みと言われているのかは解らないようですが庶民の経済の発展により煎茶を飲む習慣と共に一般化したようですね。
陶器… |
厚く素朴で暖かい感じがしますね。保温力が優れているので
冬には陶器の長湯のみで素朴な菓子と共にたっぷり頂きたいですね。 |
磁器… |
陶器に比べ高温で焼く磁器は薄く上品で繊細さがあります、
あまり薄い磁器は熱いものには不向きですね。
高級茶等は淡色で上品な小ぶり煎茶碗を使ってゆったりと味わいたいですね。 |
**お茶に関するウワサ、あれこれにお答えします**
Q:新茶を頂いてもうまく煎れられなくて・・。
A:今年も新茶の季節がやってきました。
掛川地方では4月20日に茶市場開きがあり
本格的な新茶取引の始まりです。
新茶の香り・・ |
春の精が宿るとも言われる繊細な香りです。これは青葉アルコールが主な成分です。口に残る淡い甘みはアミノ酸のテアニンです。 |
味わい方・・ |
低温でゆっくりと煎れること。が大切です。温度の高い湯を使いますと甘み成分のアミノ酸よりカテキン成分のほうが熱に強い為、苦み渋みが多く引き出されてしまいます。せっかくの新茶特有の甘みを味わうことができなくなります。
低温で・・ゆっくり・・とても大切なことです。 |
※注意 お湯は必ず沸騰させたものを適温に冷まして使いましょう。 |