☆ Tea Salon ☆
***オフィス通信***  4月
背中のランドセルが大きくて歩きづらそうですが、
満面笑みの小さな一年生かわいいですね。
覚えたての通学路を上級生らと小走りに歩いています。
お兄ちゃん達の足並みに追いつくのは大変です。 ランドセルが背中でカタカタ鳴っています。


お茶刈りの様子 2  お茶摘みさんから機具へ

明治41年摘採鋏が発明されました、同じ頃クワ切包丁を改良した菊川町の内田三平氏も「茶も鋏できれないだろうか」と刈り取った茶葉が落ちないよう工夫して金網にかごをつけた茶ばさみを発明し、大正4年実用新案特許を取得しました。
つくし
しかし、一芯三葉で茎を手で折るように摘むそれまでの手摘みは葉を傷つけない摘み方でしたが、鋏は葉を切リ傷つけてしまい茶葉は酸化して品質が落ちてしまうため、 茶農家にはなかなか受け入れられませんでした。以後「お茶摘みさん」に代わる機会の改良に励み、昭和4年には全国発明表彰会で「優等」として表彰されるまでになり、 茶農家の労力改善に貢献しました。摘採機の改良、茶の需要増加、製造工程の急速な機械化、様々な作業効率の合理化がすすみ、今では高品質の生産が可能となり、 加えて流通網も発展し全国各地へ美味しくお届けできるようになりました。
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